貯金の中央値って何ぞ?世代別中央値と平均値

突然ですが、中央値って言葉知っていますか????


【ギクッ】って心の声が聞こえてきそうですねww

中央値って聞いたことない、聞いたことあっても中央値ってよくわからない。

っていうかそれ何?

っていう人も多いと思います。

私も知ったのはつい最近でしたが簡単なお話です。


中央値と平均値は何が違うのか??


平均値とは単純に総金額を人数で割った形になります。

簡単な例を挙げると、A,B,Cの3人がいて、AとBがそれぞれ貯蓄額50万円と100万円、Cに貯蓄が1000万円だった場合、平均貯蓄額は約383万円となります。

(50+100+1000)÷3=383

こうなると多数派であるはずのA,Bの50と100の値から大きくずれてしまうことになるのです。

Cが1000万を持っているが為に平均は上がってしまうオチになってしまうという… A,Bからしてみればだいぶ迷惑な話ですねw

中央値とは上のような貯蓄額を平均で見るのではなく、値を順番に並べていったときに全体の丁度真ん中に位置する値(上記の例で言えば貯蓄額100万円のB)のことを言います。

年代別の貯金額の平均値は・・・?


次の年代別の貯金額では二人以上世帯で見ていきます。

単身世帯の人はこの半分ぐらいで考えてくださいな。

年代別貯蓄額が平均貯蓄額と貯蓄額の中央値がどれだけ違うのか?っていうのをわかりやすくするために、平均貯金額から見ます。

  • 20代 165万円
  • 30代 539万円
  • 40代 694万円
  • 50代 1194万円
  • 60代 1635万円
  • 70代 1314万円

※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」(2020年)から抜粋

平均貯蓄額で見るとこうなります。

そんなみんな貯金してるの!?って思いますよね(;^ω^)

では中央値にするとどうなるでしょうか??


年代別の貯金額の中央値を見ると・・・?

  • 20代 71万円
  • 30代 240万円
  • 40代 365万円
  • 50代 600万円
  • 60代 650万円
  • 70代 460万円

※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」(2020年)から抜粋


このようになっています。平均値と中央値を比べると圧倒的な差!!

40代以外はほぼ倍近くかそれ以上違いますよ… orz

これでは同じ年代でも圧倒的な差が出ますね。

中央値の金額の方が自分の貯蓄額に近い!という人が多いじゃないかなと思います。

平均貯蓄額というのは、ごく一部の富裕層や資産家が大きく値を押し上げているのだと思われます。

相続やら株など金融商品いろいろあるからですかね…

まとめ


いかがですか?

平均値や中央値を気にしすぎる必要はありませんが、リアルなよその家庭のことを知ると、貯金しよう!って刺激になりませんか?

いざというときの備えとして、老後の生活、やりたいことを実現するなどお金が確実に必要ですよ。。

はじめは中央値を目指し、貯まってきたら平均値を目標にしていくといいと思います。

目標額を決めて、ぜひ貯蓄していきましょう!!

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