銀行口座のおすすめ【三菱UFJ銀行編】

三菱UFJ銀行の特徴

三菱UFJ銀行は、2006年に東京三菱銀行(旧三菱銀行、旧東京銀行)とUFJ銀行(旧三和銀行、旧東海銀行、旧東洋信託銀行)が合併して設立されました。

とても規模の大きな銀行です。

略称は、MUFJ

三菱UFJ銀行は海外にも多くの拠点を持つ、日本最大のメガバンクです。

預金残高は約145兆円、貸出金残高は約79兆円です(2,018年の3月末時点)

三菱UFJ銀行には全世界に108の拠点があり、国際業務に大きな強みを持つという点もあります。

また、三菱UFJと三菱信託銀行、三菱モルガン・スタンレー証券という3分野の企業が連携しています。

ここには、預金や貸出、為替などの銀行業務以外にも、コンサルタント業務を強く進めているという背景があります。

このように、三菱UFJは、世界レベルで高い競争力を誇るメガバンクです。

古い歴史を持つ老舗銀行、国内で最も有名な銀行のひとつでもあります。

三菱UFJ銀行は貯金口座と生活口座どちらに向いてる?


後々金利などの説明はしていきますが、私の観点からみると生活口座一択です。

貯蓄預金などで貯金をしてステージアップを狙ってもいいかもしれません。

一定額貯まったらほかの銀行に預金替えしてもいいと思います。

三菱UFJ銀行のデメリットとメリット

メリット

三菱UFJ銀行に口座を作るメリットは、老舗のメジャーな銀行であること、都市部の多く主要な駅のほとんどに支店が設置されているということがあげられます。

専用ATMの利用手数料が無料の時間帯が長いという特徴があり、平日だけでなく土日祝日も、8:45~21:00までの間無料でATMを利用することができます。

インターネットバンキング(三菱UFJダイレクト)を利用すれば、ネットからいつでも手軽に振込などの手続きができ、振込手数料がお得になります。

デメリット

ATM手数料の特典は自行ATMだけ


三菱UFJ銀行の自社のATM(店舗などに設置)では、上で説明したようにATMを無料で利用できる時間が長いです。

お金を預けたり、引き出す時にお得です。

しかし、この特典は三菱UFJ銀行のATMを使った場合にのみ適用されます。

コンビニのATMからもお金を預けたり引き出すことは可能ですが、その場合は手数料が毎回110円~220円程度かかります。

コンビニのATMの方が身近にあって便利なので、それが有料というのはちょっと不便かもしれません。

例えばイオン銀行の場合、イオン銀行のATMは24時間何度でも無料で、更にローソンやファミマ、郵便局や三菱UFJ銀行などのATMも月1回以上無料で使えます。

地方には店舗が少ない


また、店舗数は多いものの都市部に偏っているという難点があります。

店舗が全く無い県もけっこう多いですし、店舗が一つしかない県も多いです。

必ずしも近くにお店があるわけではない、というのは不便かもしれません。

また、最近は都市部でも店舗を減らす方針を進めており、ATMだけになってしまっているところもあります。

店舗やATMが混んでいる場合も


店舗にもよりますが、特に都市部の支店では混雑が激しいところが多く、手続きに時間が掛かるという難点もあります。

まずは近くのお店の様子を見に行ってみてください。

口座を作るのに30分近く待たされることもあったり、ATMもだいたい5分程度並ぶことが多いです。

店舗数

国内750店、海外72店(2019年3月末現在)

2020年4月現在

現在、銀行では支店の統廃合が進んでいます。

リアルタイムの情報はホームページでチェックしてください。

手数料

ATMの手数料が無料になる提携銀行・提携ATM

平日8:45~21:00は無料:
三井住友銀行【無人ATMのみ】
イーネットATM・ローソンATM・セブン銀行【プラチナステージは3回まで、シルバーステージは2回まで無料】
平日8:45~18:00は無料:
三菱UFJ信託銀行・JAバンク・イオン銀行・徳島大正銀行
イーネットATM・ローソンATM・セブン銀行【プラチナステージは3回まで、シルバーステージは2回まで無料】
平日8:00~18:00は無料:
十六銀行・愛知銀行・中京銀行・名古屋銀行・百五銀行
イーネットATM・ローソンATM・セブン銀行【プラチナステージは3回まで、シルバーステージは2回まで無料】

三井住友銀行と三菱UFJ銀行は2019年9月から一部のATM(無人のATM)でお互いのATM利用手数料を無料にするサービスが始まっています。

ただし、窓口がある支店に設置されているATMは対象外

無人のATMだけが対象になっています。

無人ATMだけとは言え、三井住友銀行、三菱UFJ銀行どちらの利用者にとっても利便性が高くなる嬉しいサービス。

それ以外の提携銀行を見てみると、三菱UFJ銀行はJAバンクやイオン銀行と提携していて平日昼間の手数料が無料になりますので、都市部以外で支店が少ないところでも、手数料無料でお金を下ろせるチャンスはあります

振込手数料

ATMネットバンキング
同行宛て同一支店:無料
本店・他支店:110円
無料
他行宛て3万円未満:275円
3万円以上:440円
3万円未満:220円
3万円以上:330円

三菱UFJダイレクトで振り込めば同じ銀行なら支店が違っても無料、ほかの銀行に振り込むとしても55~110円安くできます。

金利

スーパー普通預金、普通預金

10万円未満年0.001%
10万円以上年0.001%
30万円以上年0.001%
50万円以上年0.001%
100万円以上年0.001%
300万円以上年0.001%
1,000万円以上年0.001%

三菱UFJ銀行から抜粋

貯蓄預金

10万円未満年0.001%
10万円以上年0.001%
30万円以上年0.001%
50万円以上年0.001%
100万円以上年0.001%
300万円以上年0.001%
1,000万円以上年0.001%

三菱UFJ銀行から抜粋

定期預金の金利は??


スーパー定期預金、自由金利型定期預金【大口定期預金】の金利は次のようになっています。

300万円未満300万円以上
1ヵ月年0.002%年0.002%
2ヵ月年0.002%年0.002%
3ヵ月年0.002%年0.002%
6ヵ月年0.002%年0.002%
1年年0.002%年0.002%
2年年0.002%年0.002%
3年年0.002%年0.002%
4年年0.002%年0.002%
5年年0.002%年0.002%
6年年0.002%年0.002%
7年年0.002%年0.002%
8年年0.002%年0.002%
9年年0.002%年0.002%
10年年0.002%年0.002%
三菱UFJ銀行から抜粋

三菱UFJ銀行の優遇サービス

三菱UFJ銀行で手数料などの優遇を受けるには、口座の種類が「スーパー普通預金」である必要があります。

新規で口座を作る場合、基本的には自動的にスーパー普通預金が適用になりますので、特に何もしなくてOK。

【すでに口座を持っている人は、窓口またはインターネットバンキングで「メインバンクプラスへの切り替え」を行うと利用できます。】

手数料無料の条件

前提条件として、三菱UFJダイレクトというネットバンキングの契約をすること。

これに加えて、以下のような条件でステージランクが決まります。

ステージ条件優遇内容
ホワイトステージ三菱UFJデビットの利用代金引き落とし
Eco通帳(インターネット通帳)の利用
クレジットカードの利用代金引き落とし(NICOSカード等)
預金残高等合計が10万円以上
三菱UFJ銀行のATM時間外手数料が無料
【回数制限なし】
シルバーステージ給与の受取(1回あたり10万円以上/月)
NISA・つみたてNISAでの投信つみたて自動振替
クレジットカード利用代金引き落とし(MUFGカード等)
預金残高当合計が30万円以上
三菱UFJ銀行のATM時間外手数料が無料
【回数制限なし】
コンビニATM(イーネットATM、ローソンATM、セブン銀行ATM)
での利用手数料&時間外手数料が月2回まで無料
プラチナステージクレジットカードの利用代金引き落とし(MUFGカードプラチナ、アメリカンエキスプレスカード)
住宅ローン利用
借り入れ残高500万円以上
預金残高等合計が500万円以上
三菱UFJ銀行のATM時間外手数料が無料【回数制限なし】
コンビニATM(イーネットATM、ローソンATM、セブン銀行ATM)
での利用手数料&時間外手数料が月3回まで無料
三菱UFJダイレクト(ネットバンキング)での他行あて振込手数料が月3回まで無料
三菱UFJ銀行から抜粋

各ステージの条件は、どれかひとつでも満たせばOK

ぱっと見たかんじでは、ホワイトステージの条件クリアはそれほど難しくないと思います。

(Eco通帳にするとか、最低10万円は入れておく、三菱UFJのデビットカードを作るというのが簡単なのでおすすめ)

シルバーステージ以上の優遇を受けるための条件は少し面倒に感じる人もいるかもしれません。

シルバーステージの条件で一番簡単なのは【給与受け取り口座に指定する】ことですが、会社によっては受取銀行が別の銀行で指定されている場合もあります。

その場合には、別の条件をクリアするしかないので、ちょっとハードルがあがりってしまいます。

まとめ


いかがでしたでしょうか?

メガバンクでは一番強いといわれている三菱UFJ銀行。

気になる所は金利の低さですが、ステージアップを狙うもよし、生活口座だけで使うもよしです。

ここでは紹介していませんが、貯蓄預金でうまいことやっていくといいかもしれませんね。

ある程度お金貯まったら、ほかの金利の高いネットバンクに預けるという手もあります。

銀行の使い方は無限大。

是非自分の使い方を探してみてください!

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